婚活のコミュニケーション術
婚活の場で外さない話題とは
外で人と会った時の第一声は、何ですか？
朝なら｢おはようございます。｣
昼なら｢こんにちは。｣といった具合に挨拶ですよね。
その後の会話は、目的があってお会いする場合なら、いきなり本題に入ることもあるでしょうが、
調和を大切にする日本人は｢今日は、暑いですね。｣とか、｢(雨が)よく降りますね。｣とか
天気の話などで場を和ませようとします。
場を和ませるのに、何故、天気の話をするのでしょうか？
それは、絶対に外さない“共通の話題”だからです。
“共通の話題”とわかっていれば、天気でなくても良いのですが、
ニュースの話題は、もし相手が知らないと共通の話題にならないですね。
今の環境である天気は絶対に知っている話題ですから、
確実に“共通の話題”になります。
だからこそ、誰もが挨拶の後の“場を和ませる話題”として天気を選びます。
では、婚活の出会いの場ではどうでしょう。
限られた時間の中、
お互いを知るための場で天気の話で貴重な時間を費やしていては、
相手を知る時間がなくなってしまいます。
だから、婚活においては、“相手を知る”ことができる“共通の話題”が必要になってきます。
趣味とかが一緒ならば、それが共通の話題になります。
では、共通の趣味がなかったら･･･。共通の趣味があればラッキー、なかったら話が弾まない。
これでは、ドキドキ生きた心地しないですよね。
せっかく素敵な男性に出会っても仲良くなれないようではがっかりです。
共通の趣味があってもなくても、
ちゃんとお話しできるための共通の話題があったら安心ですよね。
それは何か･･･。
それは、“お相手を褒める”ことです。
実は、“相手を褒める”ことは、話題に困った時、どの様なシーンでも使える技です。
相手を褒めることが、“何故、共通の話題になるのか？“というと、
褒められて、嫌な気分になる方はいないからです。
仮にあなたが、婚活パーティに参加したとします。
そこに誠実そうな男性がいました。
彼は、山田さんで大手企業にお勤めの技術者。
結婚相手として申し分ないと思ったあなたは、お近づきになりたいと思いました。
ところが、彼は無口で話が続きません。共通の話題も見つかりません。
山田さんは、とっても素敵なジャケットを着ていました。
全体のファッションセンスは、とても良いとは思えませんでしたが、
ジャケットは、とても素敵でした。
あなたは言います。「そのジャケット素敵ですね。」
山田さんは、少し照れながら、言いました。
「仕事は作業着ですし、通勤も普段着なので、
実は、ちゃんとした上着は、これくらいしか持っていないんですよ。」
あなたは言います。
「とってもお似合いです。
それに、ちゃんとしたもの（上着）を大切に長く使うことができる方は、尊敬します。」
山田さんは、少し照れながら、言いました。
「いやぁ、それほどのことでもありませんが、そう言ってもらえると嬉しいです。」
どうですか？褒められて、嫌な気分になる方はいません。
“褒める”ことが何故、共通の話題になるか、この例でおわかりいただけたのではないでしょうか。
結婚相手を探す為に参加するパーティに寝起きで参加する方がいるでしょうか？
あなたから見て、センスがない服装でも、男性は、頑張っておしゃれした結果の服装です。
だから、その中で良いところを見つけて褒めることが、男性との共通の話題になるのです。
褒められた男性は、「いやぁ、それほどのことでもありませんが、そう言ってもらえると嬉しいです。」と言いながら、
心の中で、「この女性は、話しやすいなぁ。自分のことわかってくれそうだ。もっと色々話してみたいなぁ。」
とあなたへの興味が大きくなっています。
それは、「また、会いたいなぁ。」に繋がります。
服装の他に仕事や趣味について、
出会った男性が“自信を持って話していること”を“褒める”。
最初３回目のデートくらいまでは
毎回「また、会いたいなぁ。」と、お相手に思ってもらうことが交際を続けていくコツです。
出会いはあるものの、結婚に結びつかないケースの多くは、
最初３回目までのデートで、「また、会いたいなぁ。」と思われ続けられていないのです。
パーティで出会ったことが、次に繋がる出会いにする為にも“褒める”技術を身につけることが、
あなたが望む理想の結婚への第一歩です。
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